プチ・シニアの明るいひきこもり生活

「犯罪ニュース界」における「無職・40、50代」のブランド化についての考察

      2015/08/31

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 このブログのように、非常に「地味な」内容のブログにもたまに意外なほど(といってもたかが知れてるんだけど)人が訪れることがある。「無職で40,50代の犯罪」が起こった時だ。

犯罪者の「40・50代、無職」率は異常?

 これは、私が2ちゃん的なタイトルをつけたせいでもあるのだが、内容的には「その手の犯罪が起こっても、白い目で見ないでね、まっとうな人だって一杯いるんだから」っていう趣旨なので、ほとんどの人はタイトルから期待したものを得られずすぐ帰ってしまうようだ。残念だ、というか、申し訳ない。

 そんなわけで、今回はこの「犯罪ニュース」という世界における『無職・40、50代』のブランド化」について考えてみたいと思う。

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 念の為に、書いておくと、あくまで「犯罪」についてじゃなく、「犯罪ニュース」に関してなのでお間違えなく。

さて、

犯罪ニュースにもブランドがある。


1 セレブリティ(芸能人、スポーツ、政治家)
2 公務員(教員、警察官)
3 少年

そして、今回取り上げる4「無職・40,50代」だ。

まず、これまでにブランド力をすでに確立している、1〜3についてここに考えてみたい。

1 セレブリティ


 まず、芸能人と呼ばれる人たちだ。この人達は、基本的に「犯罪」を犯すと大きなニュースになる。冷静に見てみると「殺人、強盗」といった凶悪犯罪は非常に少ないのにである。これは、ひとえに犯罪ニュース界におけるブランド力が非常に高いためである。

 文字通り有名人なんだから、犯罪ニュース界におけるブランド力が高いのも当たり前の話である。

 このブランドの特徴は、犯罪の「破廉恥度」が高いほど、大きく扱われるという点。実際の刑法上の罪の重さとは関係がない。
 これは、何故かと言うと、この手のニュースを楽しむ(?)層は基本的に庶民であり、いわゆる自分と比べたら「圧倒的な勝ち組」と思えるセレブリティの「やらかした」感に少しの爽快感を感じるためでないかと思われる。

2 公務員


 次は、公務員。公務員の中でも、警察官、教員などは、ワンランク上のブランド力を持っている。

 よく「また」とか「またしても」などのという強調語とともにで表現されることが多いが、実際のところ一般の犯罪数に比べれば圧倒的には少ない。この点がこのブランドの特徴である。

 さて、ブランド力の高さの理由であるが、まず、給与が税金によるものというのが大きい。税金を払っているものはだれでも、非難する権利をもてるからだ。

 また、不況がつづく現在では「公務員」も微妙に勝ち組にシフトしてしまったので、庶民から見ると、「敵」になりやすくなってしまった。

 セレブリティは、遠い存在であるが、公務員は自分に近い存在と認定されるため、近親憎悪的になる。だから、このブランドの場合、庶民の反応は「ざまぁみろ」的になりがちである。
 また、セレブリティと同じく「破廉恥な犯罪」ほど、大きく扱われる。「ざまぁみろ」に失笑が加わるためである。

3 少年


 大昔から「恐るべき子どもたち」という表現があるので、おこらく「少年」の犯罪は何時の時代にも存在すると思われる。それなのに「少年」のブランド力が高いのはひとえに「少年は純粋、純朴」であって欲しいという大人の願望があるためである。

 そのため、「少年」の犯罪ニュースではその犯罪が重大であるほど大きく扱われるという非常にシンプルな構図である。大人の驚愕度に比例すると言うわけだ。

 さらに、非常に穿った見方をすれば、ちょっと不良の息子・娘を持つ親からすると、「うちのはいい子じゃないけど、ここまで悪い子じゃない」と安心させる効果もあるのではないかと思われる。

4 「無職・40,50代」


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 最後に「無職・40,50代」と聞くと、一般の人の反応は「なぜ、いい年をして働いていないんだ?」という疑問を抱く。そして、つまり自分より「負け組」に位置する人間だと結論付ける。

 だから、彼らはこの手のニュースに対してはより厳しい感想を持つことが多い。個々の事情を慮ることは決してなく、一方的に「仕事も続けられない」グズな人間と決め付ける。そして、厳しい。

 この「厳しさ」は、日本の学校教育で培われた「無駄な我慢も美徳」という刷り込みに心まで犯されてしまった人ほど強烈になる、「俺はこんなブラックな仕事でも我慢してやっているのに・・」などと。

 実は、昔から犯罪者には「無職」が多かった気がするが、昔は特に誰も気にしなかった。今、「無職」がブランド力を急に上げてきたのは、やはり、非常に息苦しい社会環境というのが理由のひとつであろうと思われる。

このてのニュースに関しては、「いじめ」と同じ構図がブランド力が支えているが、一部、癒やし効果もあるものと思われる。自分より下もいると。


 ◯もう、お分かりでしょうが、これはジョークです。いないと思いますが、真剣にとらないでくださいね。


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