飼っていないとわからない犬の真実4 「ダイエット」
2015/08/31
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「シンプソンズ」を見ていたら、聡明なるリサがこう言っていた。
Dad, dogs don’t know when to stop eating.
直訳すれば、「お父さん、犬はいつ食べるのをやめればいいかわからないのよ。」つまり、与えれば与えるだけ食べてしまうということだ。
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うーむ。うちの犬を見る限りこれは正しい。彼女(メスです)は決して残さない。食べ終わった後でも、食べ物の気配があれば絶対に寄ってくる。
冷蔵庫を開けた時、お菓子などの袋を開けた時、まな板で包丁をの音がする時、彼女はその音を聞き逃さずやってくる。
犬に満腹はないのだ。
しかし、それも仕方ない。野生の犬は食べられる時食べないといつ食べられるかわからない。そういう遺伝子が組み込まれているのだろう。
だから、犬のダイエットは大変である。
一時期彼女は6.8キロというとんでもない体重になったことがある。トイ・プードルなのに・・・(^_^;)。いや、実は小さいほうが可愛いから餌をなるべく与えないなどという鬼畜な飼い主がいるらしいと聞いて、うちはそんな可哀想なことはしないぞ、と普通に餌をあげていたら、医者から「トイ・プードルじゃありませんね」って言われるまでになってしまったのだ。血統書にはトイ・プードルってあるんですよ・・・、って言い訳したけど。
実は、以前書いたけど、食糞の癖があったので、「お腹がいっぱいならたべないだろう」という間違った考えで餌を多めに与えてしまったのだ。リサの言葉を知っていれば・・・。
太っていてもいいかなと思う部分もあるんだけど、知っている人は知っている通り、トイ・プードルの足の骨は本当に細いのだ。触ってみるとわかる。
医者も言っていた。「トイ・プードルはジャンプするのが好きだけど、足の骨が細いので、たいてい骨折で来ますよね」。「骨折すると、大変なんですよ。」さらに医者は言った。どこか、軽い感じがするのは、その医者のキャラなので仕方がない。
そんなわけで、ダイエットをさせることにした。
まずは、運動である。具体的には散歩である。これまでの2倍、日によっては3倍の距離にした。うちの犬は散歩自体は好きなので、とにかくまずはそこから。一日3キロとか5キロとか。
2ヶ月ほど続けた。しかし、減らない(ToT)。
餌を「体重管理用」に変えたけれど、それも効果がない。
最後の手段。そう、私も以前やったけれど、食事制限、というか、飯を減らす、単純に。人間の場合(渡しの場合か?)、確実に痩せたけど、しばらくして、安心したらリバウンドでまた元の体重に戻った。
でも、犬の場合は、私があげない限りリバウンドのしようがないので、効果はあるかもしれない、というか、維持できるかもしれない。
餌を1割ほど減らしてみた。一ヶ月。
すると、1キロ痩せていた。5.8キロである。えー、効果満点じゃん。逆に、1ヵ月で1キロ減は多すぎだと思った。だって、人間が68キロから58キロ(10倍してます)に痩せるってすごいことですよ、しかも、1ヶ月で。
逆に心配になっちゃって、ちょっと餌を増やして6キロは超えないようにだけはしている。まぁ、それでも、十分デカいんですけどね、トイ・プードルとしては。
そんな訳で、愛犬のダイエット考えているなら、餌の量をちょっと減らすっていうのが現実的かなと思いますよ。
でも、うちの犬だけじゃないと思うけど、犬って「おねだり上手」なんだよなぁ。まみちゃんみたい(古い!)
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