プチ・シニアの明るいひきこもり生活

グランド・ファンク・レイルロードと精神科医

      2016/05/05

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ハード・ロック野郎(世界の女は御用心)(紙ジャケット仕様)

「ラリーのミッドライフ★クライシス」というドラマを見ていた時のちょっと笑えるシーン。
ちなみにグランド・ファンク・レイルロードを知らない人にはちっとも面白くありません、悪しからず。

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 ラリーの精神科医(psychiatrist) が以前グランド・ファンク・レイルロードのギタリスト、マーク・ファーナーを診ていたことがあると言う。

まず、マーク・ファーマーが精神科医に会ってるって言うこと自体がおかしい。どっちかって言えば、野性味を全面に押し出し(つまり、繊細さはない)、ちょっと頭が悪そうなバンドというのが一般的なバンドのイメージだったから(上のジャンケット写真!)。

そして、こう言う。ここは、ギターをやっていないとちょっとおもしろくないかもしれない。

The greatest thing in Mark Farner was he didn’t mess around with all the extraneous notes. You understand what I’m saying?
He only played important notes.

「マーク・ファーマー」の一番すごいところは、どうでもいいような音を無闇矢鱈に弾いたりしなかったことだ。彼は重要な音だけを弾いたんだ。」

(ちなみに、字幕では「重要な曲だけ演奏した」ってなっていたけど、これは重要な「音」だけ弾いた、ってことだと思う。)

まぁ、簡単にいえば、下手だって言っているようなものだ。それをちょっと飾った表現で言っているだけ。

さて、グランド・ファンク・レイルロードである。彼らは、このようにギャグで語られるような要素があったと思う。田舎臭いし、頭は悪そうだし、洗練されてないし、って言う感じが。実際、ファンだったていうのがちょっと恥ずかしいような感じもある。

で、告白すると、私はコンサートを見たことあるのだ、グランド・ファンク・レイルロードの。残念ながら、後楽園ではなく武道館だけど(これはすごく大きな違い。後楽園のライブは伝説だからね)。だから、私もちゃんとファンだったですよ、昔は・・。

私が好きな曲は、「孤独の叫び ”Inside Looking Out”」と”Some Kind of Wonderful” と”locomotion” (少し前にCMで使われたので驚いた)。


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 - だらだらTVドラマ鑑賞, なつかしの音楽鑑賞 , ,

 

Comment

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  1. Lingo-Field より:

    Grand FunkやZ.Z. Topなどは,数十年前,中学生の頃に聞いた際,単純すぎてつまらない,などとクソ生意気なことを言って,その当時は積極的には聴いてませんでした。暗い感じでKing Crimson,Yes, Roxy Music (この人たちはextraneous notesの極みですね)などを聞いてBritish Rockオタクだった期間を経て,punk, new waveの洗礼を受けた私も,ここ十年ほどは往年のAmerican Rockを聞き直して温故知新な状態になってます。Grand FunkのCDを全部買って愛聴してしまっている自分にビックリです。
    英語教室 Lingo-Field (仙台)

    • hotbeard より:

       意外なエントリに意外な(失礼)コメントをありがとうございます。クラッシックやジャズを聞く方かと想像しておりました(聞くかもしれませんが)。
      早熟でしたね。私の中学時代は、Beatles と Stones でした。その後、British Rock、パンクあたりは同じような感じでしょうか。Crimson も Roxy (特に初期)も大好きです。Yes は昔は聴きましたが、今はちょっとキツイです。
       総じて、ダークな感じが好きなので、西海岸の脳天気な感じはダメでしたね。一度、行ってみて、「この天候じゃああいう音楽になるよな」ってすごく納得しました。あ、余計な話ですが。

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