ロバート・B・パーカーが死んでいた。
2015/08/25
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ロバート・B・パーカー Robert B. Parkerが死んでいたことを最近知った。合掌。
そんなすごい作家だとは思わないし(やっぱ、チャンドラーにはかなわない)、ちょっとマッチョすぎて気になるところもあるんだけど、英語は平易だし、それなりに面白いのでほとんどの作品をペーパーバックで読んでいる、最近は、kindle だったけど。暇つぶしには最高。
Spenser シリーズがやっぱり一番面白いけど、Sunny Randall シリーズ、Jesse Stone シリーズもそこそこ面白い(ジュブナイルものはひとつ読んで辞めました)。Spenser シリーズの登場人物が、他のシリーズの話に顔を出したりするとちょっとニヤッとする。CSIでもクロスオーバーシリーズってあるけれど、そんな感じ。
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Spenser シリーズのキモはずばり Suzan Silverman という彼女の存在だと思うな。
あと、個人的には愛犬がいい感じで描かれているので好きだな。そういえば、犬を飼ったら、Pearl って名付けようと思っていたこともあったな、忘れてたけど。
で、その中でよく見た英語を少し。たぶん、ほとんどが Slang とか informal な表現だと思うので、普段は使わないほうがいいんじゃないかなと思う。
gumshoe 「探偵」
Sleuth 「探偵」
尾行が気付かれないようにゴム底の靴を履いてるっていうのが期限らしい。
Broad 「女」
chick 「女」
たぶん両方共、女性に面と向かって言うと怒られると思う。
Not that I know of 「知らない」
質問にたいして「ノー」っていうだけなんだけど、やたら良く使われる。know が think になったりもする。
bouncer 「用心棒」
だいたいクラブの入り口とかにはガタイの良い怖そうなお兄さんが陣取っていて(たいてい黒人)、入る客を睨みつけてたりする。最近行かないから知らないけど、昔は年齢を聞かれて、プラスティックの腕輪されたりしたなぁ、OKって意味で。まぁ、パーカーの本に出てくる Bouncer は、もっとガラの悪い感じの連中だけど(もちろん、スペンサーは簡単にやっつけちゃう)。
perp 犯人(容疑者)
perpetrator の省略なのかな。
slug 銃弾
Bullet の方が普通。
とりあえず、今思い出せたものだけ、でした。
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Comment
コメントはこちらが承認するまで表示されません。こんにちは。
放送大学青山先生から飛んでここまで来ました。
亡くなっていたんですね…。ショックと言えるほど熱心なファンではありませんでしたが、やはり一時期漁るようにスペンサーシリーズを読んでいたものとしては衝撃です。スーザンの件はその通りだと思います。彼女がスペンサーの人としての描写やシリーズそのものに厚みを与え、ホークとのやり取りがスペンサーの男としての在り方を表していたように思います。人種とその年代が表すものも面白かったですね。スーザンがユダヤ人であることやホークが黒人であることなど。ホークとの白人-黒人ジョークは愉快でした。「黒人と仲良くしようとする白人」ではない白人など、日本からは見えない複雑なものも含んでいて、それでいて文章は平易でとても面白かったです。このシリーズは訳もよく出来ているんですよ。(と言ってはご活躍の訳者には大変失礼ですが。)
コメントありがとうございます。
ずい分前に書いた記事なので、何を書いたのか忘れていました(^_^;)。読み返してみたら、中途半端な記事ですね。
ちょっとケチつけてますね。もっといいところも書くべきでしたね。反省しました。
私も初期の作品は翻訳でした。思いのほか英語が易しいので途中からペーパーバックになりましたけど(翻訳のハードカバーはお値段が高かったというのもあります)。
もう読めないって思うと、やはり寂しい気がします。