サブドミナントな日々
2016/08/11
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サブドミナントって、音楽用語(和声用語)なので、一般の人は知らないと思う。実は私もミュージシャンのはしくれだけど、つい最近知った(えっ?)。
その性質でコードは3つに分類されているんだけど、他に、トニック(安定、落ち着き)、ドミナント(緊張、不安定)があって、サブドミナントはその中間的なもので(名前のサブでちょっとわかるでしょ?)、進行的には、トニックにも行くし、ドミナントにも向かうし、つまり、安定にも向かうし、不安定にも向かうし、みたいなアンビバレントな感じなんですね。
で、自分の今の生活は、なんか、このサブドミナントな感じがぴったり来るのでブログのサブタイトルを「サブドミナントな生活」っていうタイトルにしてみた(注:今はやめました)。
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50才途中で、早期退職して(ドロップ・アウト?)して、主夫(ハウス・ハズバンド)として、売れないミュージシャンな生活を送っている、と、まぁ、なかなか不安定な感じなので。
清志郎とかもそうだったけど、若者が彼女とかに養ってもらいながら音楽の道を目指すっていうパターンがあるけれど(だいたい大成しないけど)、そして、あれになんかすごく憧れがあったので、もう老後に至る手前なのに(なので?)、なかなかハッピーな日々です。
もちろん、お金の心配が絶えないのと将来が見えないのは同じだけど(将来の長さが違うから、違うかな?)、一番の違いは、若者特有のギラギラした思いはないことかな。
実際、今は、ミュージシャン的なことはほとんどしてなくて、家事中心の生活になっちゃってるんだけど、これは自分の音楽の才能の無さという根本的な問題と、これまでほとんどやっていなかったため家事に想定外の時間がかかるという問題とが原因。
「どうだっ!」っていうような曲ができればなぁ、と願ってそこそハッピーに暮らしています。
ところで、この「サブドミナント」って言葉流行らないかしらん…。省略して、「若者のサブドミな生活」とか、「彼との関係がサブドミ」とか…。無理か。
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