プチ・シニアの明るいひきこもり生活

あなたはジャイアンツのファンですか?それとも「勝つこと」のファンですか?

      2015/08/30

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 ホークスが劇的勝利をおさめて最終戦で優勝を決めた。これで、セリーグがジャイアンツ、パ・リーグがホークスと、大抵の人がシーズン前に予想していたの通りの結果となった。カープ、オリックスの予想外の活躍とかはあって、途中は両チームとも優勝できないんじゃないかという時期もあったけれど、結果としてみれば優勝に関してはモロに予想通り。

 ファンの人には申し訳ないけれど、まったくつまらない。誤解のないように言うと、ホークスやジャイアンツの野球がつまらない、と言っているわけではない(そう思ってるところも少しあるけど)。そうじゃないくて、

ほとんどの人が予想する通りの結果ってつまらないんじゃないんだろうか?

 って言っているだけなのだ。

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 戦力的に無理って思われたチームが優勝したほうがよっぽど面白いと、私なんかは思ってしまうけれど、この戦力なら優勝間違いなしっていうようなチームを応援して、見事優勝したから大喜びっていう図は、私にはどうもよくわからない。それって嬉しいのだろうか?

 と、疑問を投げかけながらも、心のなかでは、たぶん嬉しいと言う人がけっこういるんだろうな、とは思っている。

 というのは、世の中には「強いから好き」「勝つから好き」っていうファンがけっこう沢山いると思うからだ。

 いまはちょっと事情は違うだろうけど、昔「常勝」と言われている時代のジャイアンツには、こういうファンがすごく多かった。関東に限って言えば、とにかく誰もがジャイアンツのファンで、大げさでなく「ジャイアンツのファンでなければ人にあらず」という感じで、野球のルールもちゃんとわかっていないオバちゃんまでもジャイアンツを応援し、ジャイアンツが負けるとイライラしていた。
 そう、ジャイアンツが勝って、いい気持ちでいたい、とのが、彼らのファン心理の中核を占めていたんじゃないかと思う。

 ここまで書いて来て、私はスポーツの素晴らしい結果に対して、よく一般人がカメラに向かっていういうセリフを思い出した。

「勇気をもらった。」

 人がどう思うかは自由なので、笑ったりはしないけれど、「勇気をもらった」という言い方は、裏返して考えると、「自分は普段の生活では勇気が出せない人間なんです」って告白しているように思えてしまう。違うかな?さらに意地悪に言ってしまうと、見ず知らずの他人の偉業を見ただけで「もらった」勇気がどれだけその人の人生に有用なのかついても、私はかなり懐疑的にならざるをえない。ま、本人はそんなに大げさに考えていていないだろうけど。

 「勝つから好き」というファンも同じような精神構造をもっている気がする。応援するチームが勝つと自分が勝ったようで気持ちがいい。気持ちがいい日は多い方がいいに決まってる。だから、自分は強いチームじゃないと応援できない・・・。

 これも意地悪な見方をすると、普段の生活に「負けの要素」(例えば、上司に怒られたり、営業がうまく行かなかったり)が多いことの裏返しの発想なのではないかと、勘ぐったりもするわけだ。

 まぁ、「負ける」のが好きって人は殆どいないだろうから、そう単純に決めつけられないけれど、あなたが実は「勝つこと」のファンで、しかもちょっと上に書いてあることが当てはまってしまったら、この際、もっと弱いチームに鞍替えしてみてはどうだろう?。勝つ回数は少なくても、いや少ないからこと勝った時の喜びは倍加すると思う。そういう生き方もある。

 その場合、必ず「忍耐」を身につける必要がでてくる。言っちゃぁなんだけれど、貰った勇気なんかより絶対こっちの方が価値があると思うけどな、私は。


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