プチ・シニアの明るいひきこもり生活

Anna

      2015/08/25

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鑑賞

 スネアの一発、すかさずギターのバッキング、リフって続いて、イントロがすごくかっこいい。これもジョンによるカバー。今回聞き直して、すごくいいって気づいた曲の一つ。

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 これも、Misery と同じ振られた心情を謳っているんだけど、歌詞の途中に、

”All of my life I’ve been searching for a girl to love me like I love you. But every girl I’ve ever had breaks my heart and leave me sad”(「これまで自分の愛と同じくらい愛してくれる女の子をずっと探してきたけれど、どの娘もみんな僕を傷つけ、僕を悲しくさせただけだった」)、

 っていうところがある。Misery の The world is treating me badly, misery. に通じる、大げさな表現が使われている。All of my life ですよ。
 やはり、誰も信じられないっていうネガティブな気持ちが、やはり心のどこかにあったんじゃないだろうか、ジョンには。

 原曲は、もっと軽いノリなので、同じ歌詞でも「怨念」みたいなものは、圧倒的にジョンの方がある。ジョンの声も、こういう歌詞に合う艶を持っていると思う。

 サビのところは、コード的にGーDーGーときて、Gmへ、続けてE7だから、一時的にBbのキーに転調している。ジョンは、この手の同主調へ移調するのよく使う(GーGmとか、CーCmとか)。そういう意味でも、自作への影響も大きかったんじゃないかなって推測できる。

 最後に、タイトルは To to him がついてるけど、実際は Go with him って歌ってますね。なぜなんだろう…

だいたいこんな内容

 俺より彼のほうが、お前のことを愛しているっていうなら、来て、頼めばいい、別れてくれって。とにかく、来て、指輪を返してくれ、そうしたら、別れてやるよ。そいつのところへ行けよ。
どうして、俺の付き合う女は、みんな俺を傷つけて去っていっちゃうんだろう。もう、俺はそうすればいいんだろう…

英語のお勉強

What am I supposed to do ? 「いったい、おれはどうすればいいんだろう?」

“be supposed to” ~って、受験でも必須な表現。「~することになっている」
なんか、実際の会話では、”I’m supposed to meet John this afternoon, but ~” みたいに、否定文が来ることが多い気がするけど・・・。「~することになってるけど、でも・・」みたいな。

John Lennon のソロの曲に、”Look at me” ってあるけど、その中で

Who am I supposed to be ? 「いったい僕が誰ならいいんだい?」
What am I suppose to do? 「いったい僕は何をしたらいいんだい?」

って出てきます。who の方はうまく訳せないんだけど、とても印象的な曲。


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