寂しいブロガーの密かな愉しみ
2015/08/30
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ブログを始めてからもうすぐ半年経つ。先日183記事を書き上げた。183記事というのはというのは、つまり4月から9月まで1日1記事書いた時の数字だ。当初の目標だったのでこれは嬉しい。飽きっぽく、根性がないという性格的欠陥のせいで、人生のほとんどを消化不良に過ごしてきた私としては余計にそう思う。実は諸事情で6月はほとんど更新できなかったので、実際は1日1記事以上書いたことになる。
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とまぁ、満足しているのだが、ほんとに訪れる人は少ない。最近、6hot という言葉を知ったのだが(実際は 6 hit のタイプミスらしいが)、個人ブログを1日に訪れる人の数らしい。たいていのブログは、6 hot らしい。
す、すごい。確かに、最近こそ多少増えたけれど、それまではたいてい1日6人くらいしか来てなかった。統計的数値、というか、ある事象が普遍的数字に落ち着くというのは凄いことだなと思う。
まぁ、このブログの場合、アクセス・アップに欠かせないと言われているSNS系を全く活用していないし、そもそも友人には内緒にしていたし。なんか、無理して見に来てもらうのも悪くて・・・。
以前、ライブをやっている時に、自分の呼んだ客で盛り上がっているのを度々、というか、ほとんどいつも目にして、自分的には、全然知らない人が私の曲を偶然聴いて、「お。いいじゃん」って思ってもらいたいと思っいたのだけれど、今はブログで同じことを実践している。おこがましいって言われるとそれまでだけど。
残念ながら、ライブの時もそうだったけれど、このブログでも私の思惑はほとんどうまく行っていない。グーグル検索から来ても、だいたいそのページだけ見て「直帰」している人がほとんどだ。まぁ、野球で言えば3割打者はもう名選手なわけだから、3割位の人が別のページを見ていってくれるといいなぁ、とは思っている。現在は、1割弱かな。
ところで、このブログには グーグルの Analitics を登録していて、上の1日の訪問者が分かったりする。本来は1日に数千~数万のページビューがないと意味が無いだろうけど、私はこれでわかるデータが好きなのだ。
ここに、私の密かな愉しみがある。
残念ながら、グーグルにログインして検索した場合は” not provide” と出て何で検索して私のブログに来てもらったのかわからないのだけれど、そうじゃない人の場合は何で検索していたのか、わかるようになっている。
これが、密かな愉しみなのだ。
人は様々な理由で検索する。その理由ははっきり分からないけれど、 その検索ワードは私に様々な思いを喚起する。おそらくこんな理由で検索したんだろうな、と微笑ましく思えることもあれば、いったいなにが知りたくて検索し、まるで地の果てのようなこのブログまで辿り着いたのか、まったく検討がつかないものもある。
それでも、どちらも私の想像力を刺激する。
いくつか紹介したいと思う。
最初に断っておくと、「誰なのか」は全くわからない。もし、これを読んでいる人のものがあっても安心して欲しい。
「ユーキューブ 聴診器」
単純に「ユーチューブ」の打ち間違いだと思う。それにしても、YouTubeで聴診器を見たいって、いったいどういう人なんだろう?医療関係者なんだろうか?それとも、打ち間違いをしているところをみると、子供なんだろうか?「お医者さんごっこ」のために調べたのだとしたら、可愛いけれど、ちょっと怖くもある。いずれにしろ、がっかりして帰ったことだろう、残念ながら。
「アラン・ドロン 綺麗過ぎる」
わかる。気持ちはわかる。いくつの人なんだろう、これで検索した人は。確かに、アラン・ドロンは私達の世代には「二枚目」、今で言う「イケメン」の代名詞だった。しかし、「綺麗」という言葉を男性に対して使っているところがかなり入れ込んでいるんだと思う。
たぶん、もう来ないだろうけれど、この人には「甘い囁き」という曲を聞きながら、毎日眠りについて欲しいな、と思う。
「人権ぽくない映画」
えー、ほとんどの映画は「人権ぽくない」でしょ?いったいどんな映画を求めていたのか、知りたい。
「初めての愛妻弁当」
申し訳ないと思う。新妻が初めて夫のために愛妻弁当を作ろうとしてこのブログに来てしまったのだとしたら・・・。もちろん、あっという間に直帰しただろうが。こういう見るだけで愛がにじみ出る言葉はいいなぁ。
でも、もしこれが、夫の検索だったりしたら、ちょっと嫌だ。
「ジミー・ペイジ 愛犬」
これは、驚いた。ジミー・ペイジは犬を飼っていたのか!知らなかった。しかし、これを調べて、どうするつもりだったのだろう?ジミー・ペイジの愛犬と同じ犬種を飼おうと思っているのだろうか?うーん。ジミー・ペイジは好きだけど、愛犬までは興味が行かないなぁ、私の場合。
「フラワームーブメント 赤軍 浅間山荘」
きっとこの人はがっかりしたろう、他もそうだけど、この人は特に。こういう固いことは書いていないし。かろうじて「フラワームーブメント」がひっかかるくらいか。でも、「赤軍」と「フラワームーブメント」は共通点がほとんどないんじゃないかな・・・。
「知っているが故」「さよならも嘘と思えたら」
これだけ見るとドキッとするけど、きっと小説とか曲とかの一部なんじゃないかな。
最後に、
「人生 つまらないに決まっている」
うーん。なぜ、この検索で私のブログに辿り着いたんだろう。どのページに辿り着いたんだろう。私も、自分の人生はつまらない、と思っているけれど、「決まっている」とは決めつけらないなぁ。
若い人なんだろうか?だったら、結論早いんじゃないだろうか。
個人的には、20代半ばで「青春」は終わったって思ったけど、30代でも「青春」はあったし、40代でもあった。さすがに50代はないけれど、これは私の場合で、他の人はあるかもしれない。まぁ、「青春」って、「楽しいことも辛いことも複合的にあって」、決して「つまらなくない」って思うけどね。
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