カリスマドッグトレーナー
2015/08/25
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シーザーという有名なドッグ・トレーナーがいる。テレビの番組も持っている。困っている飼い主のもとを訪れて、問題のある犬を見事に変身させる、という非常にわかりやすい(!)番組。日本でも、スカパーやCS放送で見られる(「ザ・カリスマ・ドッグ・トレーナー ~犬の気持ち、わかります~」いうタイトル)。
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実は、テレビをつけたら偶然その番組が放送されていたんだけどが、あれ、どっかで見た顔だなー、って思ってよく考えてみたら、なんと私は彼のしつけ本を持っているってことに気づいた(!)。
それまでに、何冊か日本の「しつけ本」を読んだんだけど、なかなか本質的解決には至らず、ふと
「日本にはまだ紹介されていないけど、実はアメリカあたりでは画期的な手法が確立されていたりして…」
って思いついた。
すぐさま、amazon の洋書コーナーで一番売れていそうな本を探して、結果的に注文したのが、シーザーの本だったというわけ。
内容をまとめて言うと、
「飼い主のエネルギーが犬に伝わるから、そのエネルギーで飼い犬をコントロールする」
「例えば、散歩中に他の犬とすれ違う時、飼い主が不安になると、そのエネルギー(エネルギーの減少)が犬に伝わって、犬も不安になる。」
「例えば、犬は感情は理解しない。かわいそうって飼い主が感じる時、飼い犬は単にエネルギーが落ちていて、自分の方が偉いって思うだけ。(だから、なるべく感情を犬の前では見せないほうがよい)」
など、彼の理論の中心は、いかにエネルギーで飼い犬をコントロールするか、だったと思う。(かなり以前に読んだので、間違っていたらごめんなさい)。
番組は、結構面白いのでたまに見てしまうんだけど、「あんな風ににうまく行くといいんだけどなぁ」って思うだけで、結局自分の犬には応用出来ずに終わっちゃう。
彼は、メキシコからの移民らしい。番組からも伝わるけれど、すごく誠実そうな、いい人に見える。「オレはスゲぇドッグ・トレーナーなんだぜ」みたいな傲慢な雰囲気はない(だから、たまに見るんだけど)。以前、女の人のトレーナーで、ちょっと高慢ちきな感じの人を見たこともあったけど。
これは蛇足だけど、この件の本、日本の「飼育書」が写真満載なのとは全く違って、数枚の白黒写真だけど、ほぼ文字だけ(!)。旅行のガイドブックとかも、日本のはカラフルで写真満載だけど、海外で見かけるバック・パッカーの持っているものは、分厚くて、文字びっしりだったりする。実用だけを追求しているんだろうか…。
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