コペンハーゲンの物価は高かった、そして「クリスチャニア」は・・・。
2016/05/16
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コペンハーゲンに行った。例によって、観光はほとんどしない。ショッピングはしない。食事にはこだわらない。という、数ある旅行本、旅行番組に逆らうような3ない運動的旅行をしてきた。
(というわけで、観光旅行に有益な情報を求めてこのページに来ちゃった人は、ごめんなさい、ここまで読んだところでお帰り下さい)
といっても、あまりに物価が高いので、すぐにノックアウトされて、3日たたずバスでハンブルグへと逃げた。
ほんと、物価高い。
日本の倍、って言う感じ。ペットボトルの水が400円したからね。タバコだって、800円位する(まぁ、これは結構欧米では普通だけど)。食事も、ディナーだとビール2杯飲むと4000円超えちゃう。最近、タイとかベトナムとかしか行ってなかった身からすると、チョー高い!。
そもそも、なんでコペンハーゲンに行ったかというと、「コペンハーゲン 首相の選択」というドラマを見たからなんだけど、その後ちょっと調べたら「クリスチャニア」っていうヒッピーの聖地のような場所があるって知って、このブログ・タイトルにもヒッピーを自称している私としては、神が導いているとしか思えない必然性を感じて、楽しみにしていたわけだけど・・・。
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やっぱ、物価が高い。
しつこいけれど、高い。まぁ、高いとは聞いていたけど、高い。

で、例の「クリスチャニア」もちょっと期待はずれ。
あそこは、もう観光地ですよ、ほぼ完璧に。私は電車代をケチってかなりの距離を歩いて行ったんだけど、近くなったら観光客がどっさり同じ方向に向かって歩いている。
敷地内に入って、少しすると、ネットや雑誌などの情報ではたいてい
「大麻を売るスタンドが並んでいるところがあるので、足早に通り過ぎましょう」
って危険喚起している場所が確かにあるんだけど、全然危険じゃありません。せっかくなんだから、よく見ていった方がいいですよ、怖くないです(ただ写真は厳禁みたい)。
で、そこを抜けると、テーブルが並んだオープンカフェみたいなスペースがあって、たくさんの、あまり行儀のよくなさそうな人たちが、飲んだり、食べたり、吸ったりしている。もう、大麻の匂いでいっぱい。
さっき、観光客と書いたけれど、真面目な、というか、普通の観光客は、そういう人たちを横目で見ながらただ通り過ぎていくっていう感じ。子供連れた家族とかも多いしね。
だから、簡単に言うと、大麻目当てでやってきた人たちがおおっぴらにエンジョイしている光景と、そういうのを観光の一つとして眺める真面目な観光客っていう、2つにはっきり分かれているところなんですね。
私は別に大麻が特別悪いものだって思ってないけれど(だって、アメリカなんて税収目当てでドンドン合法化されますよ、これから。その程度で合法化しちゃうんだから、悪いって思えない、私は)、ヒッピーの自治区っていう謳い文句からすると、ちょっと失望した。
ただ、人がいっぱいいるところを少し離れると(かなり敷地は広い)、たしかに自給生活をしているのかなっていうような小屋とかあって、片鱗は伺えた。だから、全否定はしないけど。
ちなみに、私は適当に歩いて普通とは違うところから敷地の外に出たんだけど、敷地の外れのところには、見張りの青年がいましたね。だから、警察が突然来たりすることもあるのかもしれない。
(あくまでも、私の個人的感想なので、話が違うじゃないか、っていうのはナシでお願いします。責任持てません。各自の責任でどうぞ。)

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