プチ・シニアの明るいひきこもり生活

愛妻弁当を作りながら、「屋根裏部屋のマリアたち」を思い出す

      2015/08/30

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 カミさんの帰りがかなり遅くなるというので、お弁当を作ってた。味噌汁付きである。

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 「愛妻弁当」である。

 「愛妻弁当」というのは、一般的に「夫のために妻が愛をこめて作った弁当」という意味と理解されていると思うけど、その場合なら、よく考えてみると「愛夫弁当」の方が言葉的には合っているんじゃないだろうか・・。

 でも、そう考えると、今回は「文字通り」愛妻弁当である。夫が妻に作っているから

 ただ、まぁ、実は「愛」を込めてはいない、残念ながら(誰が?)。

 今、私の愛はそのほとんどが文字通り「愛犬」に注がれていて、他に注ぐだけの量は残っていない。もともとそれほど「埋蔵量」は多くない方だから。

 と言いながら、実は少し隠してある。いつ何時、どんなことがあるか、わからないから。やはり「備え」は必要である。いざというときのために。

 いざって?

 例えば、映画「屋根裏のマリアたち」の主人公みたいなことが起こるかもしれない。

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 これはいい映画だった。フランス映画だけど、よくある観念的なセリフでお腹いっぱいになっちゃうタイプの映画じゃなくて、「アメリ」みたいにホンワカさせる映画だ。「アメリ」が若者のお伽話だとすると、こちらは枯れた「中年」以上向けかな。「枯れた」ってところが大切。

 一言で言うと、中年の男性がメイドとしてやってきたスペイン人の娘、それもかなり年の離れた娘に、恋をする話だ。ただ、世間によくある「年をとってトチ狂った中年」の話よりは上品で、夢がある・・・、と思う。

 主人公は、妻に追い出され、屋根裏部屋の個室に住むようになる。彼はこの狭い、不便な部屋が気に入ってしまう。戻って欲しいと懇願する自分の息子たちに、彼はこう告げる。

「寄宿舎、戦争、結婚と過ごして初めて自由になれた」

 恵まれた、上流社会の生活を送っていた彼は、全てを捨てても「自由」選んだのだ、そして、その「自由」を教えてくれたメイドのマリアに恋をしたのだ。

 最後に、マリアを探しに行くシーンで、彼は赤いオープンのスポーツカーに乗っている。すばらしい。スポーツカーはこういう時のためにあると言っても過言じゃないと思う。




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