明るいひきこもり主婦(主夫)の時代は来ていなかった
2015/08/30
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週刊朝日にこんな記事が乗っていた。表紙にはこうある。
「家事、育児はするけれど・・・
ひきこもり主婦
ひっそり増加中」
おっ、いよいよ私みたいなひきこもり主夫(記事は主婦だけど)がブームかしらん、時代の先端をいってるじゃん、俺ってすげ〜、とか思って記事を読み始めた。
ところが、俺はすごくなかった。全然内容は違った。
記事のほうのタイトルは、見えない「ひきこもり主婦」たち。
うん、確かに私はたぶん世間から見えてない。だけど、まぁ、それが私にとっては快感、自ら「明るい」と称している最大の根拠なんだけど・・・。
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でも、記事の内容は違う。
暗い。
読み始めて、すぐやめた。違う。申し訳ない。私は違います。
違うと思う最大の理由は、たぶん年齢。若いとやっぱきついと思う、こういう状況は。だから、記事で取り上げられている人たちにはがんばって欲しいと思う。
私の一番好きな村上春樹の「風の歌を聴け」に、こんな文章があった。
「15年かけて僕は実にいろいろなものを放り出してきた。まるでエンジンの故障した飛行機が重量を減らすために荷物を放り出し、座席を放り出し、そして最後にはあわれなスチュワードを放り出すように、15年の間僕はありとあらゆるものを放り出し、そのかわりに殆ど何も身につけなかった。」
今の私はそれを実践しているんだけど、まず最初に捨てたのが「世間」だった。
まぁ、そんなわけで一応私はヒッピーでハッピーなんです。
でも、あれですよ、家族とか親戚とかは、非常にバツの悪い思いをしているようなので、それは申し訳ないですけどね。でも、私の人生なんで・・・。
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