プチ・シニアの明るいひきこもり生活

私はこういう老人になりたい!,

      2016/10/23

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先日、テレビをつけたら、シュワルツネッガー「ラスト・スタンド」っていう映画をやっていた。最近の映画らしい、シュワちゃんが老けてるから。

でも、この映画も、老いたから前より人間的なキャラになってるとはいえ、最後はやはり「それは人間じゃないだろ」という頑強さを見せてハッピー・エンディングとなった(だから、ターミネーター役が一番しっくりくる)。

途中からしか見てないから、映画の良し悪しはわからないけど(っていうか、最初から芸術的完成度なんて狙ってないだろうけど)、まぁ、終始にこやかに見られる映画っていうのもないといけない。見ていて不快にならないだけいい、っていうか、そういうのはシュワちゃんのキャラのおかげなんだと思う。

でも、タイトルに書いたのは、シュワちゃんのことじゃない。

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街で銃撃戦が始まる直前、ダイナーいる老人たちにシュワちゃんが早く家に帰った方がいいって促すシーンだ。

すると、一人が答える。

あんたは、コレステロール高いくせに、チェダーチーズとベーコンのオムレツを食べようとして72歳の人間に向かって、そんなことを言う。俺がマジで死ぬのを怖がってるって思うのか?


いい。

私は、そういう老人になりたい。

犬の散歩している時に、よくお年寄りとすれ違う。というか、残念ながら、若い人、特に女性とかには全く会わない。ほとんど、多分、全員私より年上だ。男の人はたいてい一人で散歩しているんだけど、女性はよく二人組だったりする。

で、彼女たちが話しているのは、いつも病院、または、病気の話なのだ。詳しく内容は聞いていないけど、愚痴っぽいことが多い気がする。まぁ、毎日散歩するくらいだから、健康に気を使っているんだろう、と推測する。

申し訳ないけど、私はそういう老人にはなりたくない。

医学の進歩で人間の寿命は延びたけど、本来神が作った(!)人間という生き物は50歳くらいを想定していたんじゃないのかなと思う。キリもいいし(!)。

だいたい、40くらいから老眼も始まるし、髪の毛も薄くなるし、徹夜で呑んだりすると翌日堪えるし、筋肉痛も日を置いて出るし、臭くなるし、ということで、ナルシスティックな人間だったら、自分の劣化が許せなくて自殺したいくらいの状態になる。

まじに、自分がだんだん死んでいっているのがわかる。

50になると体が不調をきたしてくるのは、小学校の下校の合図に流れたドボルザークの「新世界」みたいな合図と同じで、「そろそろ(彼岸へ)帰る時間ですよ」って教えているんだ、と書いていたのは内田樹だったかな。

いや、確かに、忌野清志郎が50代で死んだのは大変残念なことだと思う。もっと長く生きて暴れて欲しかった。

でも、彼は特別ですから。

私みたいにごくごく普通の人間は、まず「潔さ」を優先しないといけないんじゃないだろうかと思う。

もう、50歳を過ぎたら、すでに天命を全うしたと納得し、いつでも、「お先にどうぞ」という信念を持って生きていった方がいいんじゃないかな、と。

タイタニックが沈む時には、たとえ愛する、若いお姉さんでなくても、誰かに救命ボートや浮き輪を譲り、自分はにこやかに沈んでゆく、そんな人間に私はなりたい。

多分、内田樹が書いていたと思うけれど(また?)、究極のシチュエーションで「お先にどうぞ」って言えるのが真に倫理的だ、と。

まぁ、これまで、これまでの人生を振り返ると、最後くらいは倫理的でありたい・・・・、かな。

そして、若い時はともかく、今ならできそうな気がしている、っていうか、私はそういう老人になりたい。


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