インド映画体験2
2015/08/25
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デリーで映画をみた。2000年のこと。
カルカッタで初めて見てから5年立っていた。その間に、インド映画が日本でも公開されるようになり、雑誌やテレビでも取り上げれるようになった。
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前回、1階席は男ばかりというのを書いた。今回は女性をつれていたので、2階席のチケットを買って、わりと客観的に見ることができた。1階席の体験とはちょっと違ったかな。やはり、見るなら、1人で1階席だなって思う。
映画とは関係ないんだけど、今回、トラブルがあった。なんと、劇場に入る時、セキュリティ・チェック(!)で引っかかった。たかが映画なのに、って思ったけど、ヒンズー教徒とイスラム教徒のいざこざはよくあるらしいので、仕方がないのかな。そういえば、「お前の顎鬚は、イスラム教徒と間違えられるから気をつけろ」って、路上でいきなり言われたこともあった。
さて、かばんを開けて持ち物をチェックされたのだけれど、その中にソニーのデジタル・ビデオ・レコーダーが入っていた。当時世界最小と言われた、弁当箱のような箱型のやつ。
これが彼らには気に入らなかったようだ。
なぜ?
「これは、爆弾ではないのか?」
私は笑ってしまったけど、彼らは真顔。しかたがないので、モニターを開けたり、テープを取り出したり、目の前でこういう機械なんですって、デモンストレートしたんだけど、結局彼らの疑念は晴れず、「映画が終わるまで預かる」っていうことになった。
本当にちゃんと返してくれるのか、少し不安だったけれど、それは杞憂でちゃんと返してもらえた。
ただ、この時は、インターミッションで帰ることにしたので、今度は映画の途中で帰る人がいることに疑念を待ってましたね。(そういえば、こんな話、「深夜特急」でもあった気がする。)
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