プチ・シニアの明るいひきこもり生活

Bob Dylan ” Like a rolling stone”

      2015/08/25

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Like a rolling stone #bobdylan #1965 #single #vinyl #7" #cbs #record #rollingstone

 Rolling Stone Magazine の Greatest Songs of All Time の1位。

 Dylan。異論はない。たぶん、誰も異論がないはず。

 実はなんとなく聞いていたことを反省し、歌詞をちゃんと見直しながら聞いた。なんども。ちゃんとした鑑賞。

 この歌は、Miss Lonely (モデルが居るらしいです)をこき下ろした歌みたいな説明を見かけるんだけど、そうだろうか?自分は違和感がある。確かに、表面的にそういうなんだけど…。

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 でも、自分はそう思って聞いてきてはいなかった。サビの部分、

How does it feel How does it feel (どんな感じ?)
To be without a home  (家がないって?)
Like a complete unknown (誰も君をを知らないって)
Like a rolling stone ?    (転がる石みたいに)

あと、4番の最後の歌詞(サビ前)

When you got nothing, you got nothing to lose
(何も持っていなければ、失うものは何もない
You’re invisible now, you got no secrets to conceal?
(今や、透明人間だ、隠す秘密もない)

 このあたりの印象がすごく強くて、どちらかと言うと Like a rolling stone であることに共感( Compassion )を感じて聞いてきた。何度聞いても、落ちぶれる前の彼女の生活が良かったっていう風には思えない…。
 個人的には、Miss Lonely に呼びかける第三者としてのディランがいて、同時に Miss Lonely の中にもディランがいる、そんな風に解釈している。

 この歌のエピソードで一番好きなのは、Al Cooper がギターを弾くためにスタジオに行ったけど、Mike Bloomfield のほうがうまいので、ギターケースも開けずに、オルガンを弾いた。それがボツになりそうなところを、ディランに気に入られて(「オルガンの音をあげろ!)、あの印象的なイントロになったという話。オルガンは素人だったし、間違えないように「半拍」遅れで入ったというのも良い。こういうちょっとした「奇跡」の話って大好きだな。

 ディランって、「詩がすごい」って言われることが多いし、確かにそうかもしれないけど、個人的には、彼は「常にかっこいい」っていう評価が一番合ってるかな…。ディラン・マニアには矮小化するなって怒られちゃうかもしれないけど。ほんとに、かっこいい。

 黒いサングラスかけてた頃も超かっこいいし、ローリング・サンダー・レビューの頃のメイク・アップした姿もかっこいいし、年取ってからも存在自体がかっこいい。

 ディランを見たのは1度だけで、それもTom Petty とのツアーであまりヤル気がなかったツアーと言われてる時の彼の姿。最初ギターを一人でギター持って出てきた時は「こんなジジィになっちゃってるけど、歌えるのか?」って思ったけど、ステージ進んで最後の頃は「ディラン、かっこよすぎ!」って興奮したのを覚えている。

 あれから、すでに25年以上。

 自伝もすごく面白かったし、ライブ、アーカイブ音源と、ますます精力的になってるってほんとにすごい。

ディランを聴け!! (講談社文庫)
追憶のハイウェイ61


この人の本って、いわゆるディラン神話を壊そうとしてしていて、ある程度賛同できる。むやみに敷居が高いと、腰が引けちゃう人も多いから。「ディランは何も考えてない」って断言してるのが面白い。



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