プチ・シニアの明るいひきこもり生活

老後の嗜みに「エフェクター」自作という選択肢

      2016/08/11

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 エフェクターを作った。

 もうすぐ還暦(私はプチ・シニアと呼んでいる)の身でエフェクターを作ってみた。いや、昔から作ってみたかったのだが、なかなか手が出なかった。電気的知識ゼロだし、ハンダゴテだってほとんど持ったことがない人間なんだから。

 しかも、最近は老眼ときている。

 ただ、最近は非常に初心者に親切なキットもいっぱい出ている。なんとかなるんじゃないか、ということで巷で一番カンタンと言われている。 Z-VEXSuper Hard On というブースターのクローンを作ってみることにした。

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 具体的な作成について書くのは後回しにして(!)、私が声を大にして言いたいことをまず書いておきたいと思う。

 エフェクター自作って、老後の嗜みとしてかなりイケてるんじゃないか・・・?

 もう、すでにベンチャーズ世代ビートルズ世代が定年してシニア・ライフに突入しているのだから、これは完璧にありだと思う。

 ストーンズだって、ポール・マッカートニーだって、70才とかなりながら未だにツアーしているんだから、定年直後のシニアだがギターを弾いたり、バンドをやったりするのは全くオーケーでしょ。時間だって有り余ってるんだから、練習だっていっぱいできる。

 盆栽や家庭菜園でもいいけど、これからは老後のロックンロールも十分選択肢になり得る

 ずっとギターとかバンドとか継続してやって来ている人には新鮮味はないかもしれないけど、若いころにちょっとかじって、間違えて(!?)カタギな仕事で定年まで過ごしてしまったような人には、すごく新鮮なんじゃないかな、って思ったりする。

 どうだろう?

 試行錯誤の末完成した時には、遠い昔の記憶が蘇ってきた。

 小学生の頃、誕生日のプレゼントに買ってもらった電子工作キット(部品をはめていくだけの簡単なやつ)で「AMラジオ」を作って、そこから初めて聞こえてきたのが「バットマンのテーマ」だった。たぶん、FEN(今のAFN)だったんだと思う。

 安っぽい郷愁だけれど、アンプ( 友達にもらった Gibson GA-5 Reissue )に繋いで最初に弾いたのは、その「バットマンのテーマ」のリフだった。

 安っぽい郷愁に浸るのだって立派な老後の楽しみだろう、って心の中で思ったりした。


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