プチ・シニアの明るいひきこもり生活

「地球に落ちてきた男」の息子が「月に囚われた男」を撮った

      2016/01/31

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 デヴィッド・ボウイ David Bowieの息子が監督、というだけの理由で見てみた。有名人の子供の作品て、だいたい「親の七光り」みたいなケースがほとんどだけど、これはすごく良かった。

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 あとで、wiki を見たら、当初ビデオ・スルーの予定だったのに、「サンダンス映画祭」で好評をうけ、急遽公開された、って書いてある。前にも書いたかもしれないけれど、私は「サンダンス映画祭」を100パーセント信頼しているので、納得。

 原題は”Moon” 。放題は、父デヴィッド・ボウイの「地球に落ちてきた男」を意識したんじゃないかな。

 主人公はサム・ロックウェル Sam Rockwell、どっかで見たと思ったら「グリーン・マイル The Green Mile」だった。ほとんど登場人物は彼だけ、と言っていいくらい。ちなみにコンピュータのガーディの声は、ケヴィン・スペイシー Kevin Spaceyだった(大好き)。

 

★ストーリー

近未来の世界。核燃料生産企業「ルナ産業」に勤めるエンジニアのサム・ベルは、宇宙資源エネルギー『ヘリウム3』採掘のため、たった一人で月の裏側にある掘削基地へ3年間派遣される。通信衛星の故障のために地球との通信は録画データのやり取りを行うのみで、話し相手は人工知能ロボット・ガーティ1台のみという孤独な環境だったが、彼は愛する家族のことを想い続けて耐え凌いだ。
だが契約満了まで残り僅かとなったある日、彼は月面で作業中に事故を起こしてしまう。なんとか一命を取り留め基地の医務室で意識を取り戻したサムだったが、ガーティや本部の対応に不審を抱いた彼は事故現場を見に戻る。するとそこで目にしたのは、負傷したまま放置されていたもう一人の自分だった…。 (Wiki)

 正直言って、ここから先が面白くなる。

 もう一人の自分は、結論から言うとクローン(!)なんだけれど、この二人のやりとりがすごく面白い。クローンだから、基本的には同じ人間。なのに、最初は喧嘩をする。お互いのやりとりの中で、「自分」というものに気づいていくところが面白いなと思った。最後はお互いを思いやりようになる。

 人工知能ロボットのガーディ。人工知能ロボットって言うと、たいてい、あの「ハル (HAL)」に代表されるような人間を裏切るパターンが多い気がするのだけれど、ガーディは「あなたを助けるのが仕事だから」と言って最後までサムの味方をする。これは、ちょっと新鮮だった。

 この映画が好きな一番の理由は、全体的に「クール」なところだ。私は「エイリアン」大好きなんだけど、あの映画はショッキングな場面が沢山あるけれど、全体的基調はとてもクールだった。この映画は、ショッキングなシーンがほとんどないので、そのクールさはそのまま映画全体に流れている。退屈と思う人もいるかもしれないけれど、これはこれでいい。

 ちょっと拾い物だったな、この映画。

月に囚(とら)われた男 コレクターズ・エディション [DVD]


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 - 遅れてきた映画鑑賞

 

Comment

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  1. ihuru より:

    はじめまして。
    派手さはないけれど、巧妙なつくりで、とても楽しめた映画です。
    ケヴィン・スペイシーのガーディーの声、良かったですよね!

    • gagatta より:

      はじめまして。初コメントありがとうございます。
      何も知らずに見たのに引きこまれました。
      サイトをチラッと見させてもらいましたが、「エターナル・サンシャイン」と「歩いても歩いても」が高評価なので嬉しかったです。
      またよろしくお願いします。

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