名付け親(God Father)
2015/08/25
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遠い昔に、村上龍が「猫にイタリアの映画監督の名前をつけてる」って言うのを聞いてから、もし将来自分がペットを飼うようになったら、そういう変わっていて、クールな名前にしようと思ってた。
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それで、私が初めて名付け親(God father)になったのは、フェレット2匹だった。オス1匹、メス1匹。
最初に思いついたのは、「サルトル」と「ボーヴォワール」だった。フランスの思想家カップルだからね、クールだなって思った。でも、呼びづらいんだな、これが。省略するにしろ、「サルちゃん」「ボーちゃん」は、あまりかっこよくも、可愛くもない。残念ながら、ボツ。
「シドとナンシー」っていうのも、候補だったけど、内容的にちょっとつけづらくて…(映画自体は好きだけど)。
結局、「カフカ」と「カミュ」っていう大作家の名前にした。大問題は、ご存知のようにふたりとも男だっていう点。でも、「カミュ』は短縮すると、「ミュー」になる、いかにも女の子っぽくなるので、無理やり「可」とした。
「カフカ」と「カミュ」、略して「フーちゃん」「ミューちゃん」
動物病院で薬もらったりした時に、名前のところに「カミュ」とか「カフカ」とか書いてあるのが、中々素敵だった。
さて、今回犬を買うことになった時は、急にバタバタって話が進でしまったので、冒頭に引用した言葉を思い出す暇もなく、「タバサ」って名づけた。
友達には、「随分ベタだね」、って言われた。確かに。
犬を引き取りに行く朝、ちょうど「奥様は魔女」をやっていて、そこにサマンサの娘「タバサ」が映っていたので、これにしよう、って自分でも不思議なくらいあっさり決めてしまった。
ドラマの中の「タバサ」のように、いつかは「魔法」で飼い主を幸せにしてくれるんじゃないかと、淡い期待を寄せているのだ、・・・マジ。
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