プチ・シニアの明るいひきこもり生活

John は「ヨハネ」じゃないとダメなの?「ジョン」じゃ?

      2015/08/25

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 「マリア」という映画を見ていたら、「バルタザール」という学者が出てきた。むむ。

 昔、2002年頃、ニューヨークで友達から「半年前から予約しないといけない」という超人気レストランの予約がとれたのでと誘われた。そのレストランの名前が、Balthazare だった。たぶん友人は「バルツァザー」と発音していた。正直言って料理は今一つで、人気あるってホンマかいな、って疑心を抱いたんだけど、ウッディ・アレンの「さよなら、さよならハリウッド」という映画を見ていたら、そのものズバリそのレストランが出てきた。この映画も2002年後悔らしいから、ホントに人気店だったようだ、ウディ・アレンにロケーションとして使われちゃうくらいなんだから(でも、ホントに味はいまひとつだった気がするんだよなぁ、でも、たぶん私が間違ってます、はい。)

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 で、その「バルツァザー」が、この「バルタザール」っていうことに気づいた、というだけの話なんだけど。

 おまけで、常々思っていることを書く。

 この映画の中でも、John は「ジョン」と発音されているが、字幕では「ヨハネ」、Josef は、「ジョゼフ」ではなく、「ヨセフ」だった。
 他にも、Paul は「ポール」だけど、聖書的には「パウロ」。さすがにこのへんは常識なので、それほど戸惑わないけれど。マイケルも「ミカエル」だよね、聖書的には。

 以前、プラハで、日本語では「カレル橋」で通っている橋で待ち合わせをした時、英語で「チャールズ・ブリッジ」って言われて最初どこのことかわからなかった。スペル見たら「なんだチャールズじゃん」って思った。フランスだったら、「シャルル」なんだろうけど。

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 日本では、教科書的には、地名、人名をその国の発音でカタカナ表記することになっているのだと思うけれど、どうも「ややこしく」なっちゃってるんじゃないだろうか、って思うのだ。

 学校で外国語としてほぼ英語しか教えていない現状からすると、統一的に「英語発音表記」で地理や歴史を教えるっていうのはだめなんだろうか? Charles は、「シャルル」や「カルレ」じゃなくて、「チャールズ」で。

 たぶん学術的にだめっていう人はいると思う。でも、所詮「カタカナ」自体正確な発音の表記という意味ではいろいろ問題があるのだから(利便性は大いに認めるとしても)、オリジナルの言語にこだわらなくてもいいんじゃないのかな。

 個人的な立場で言えば、フランス語もスペイン語もイタリア語もできない人間は、ヨーロッパに行っても英語しかコミュニケートできないのだから(しかも片言の)、英語で戸惑わない方がうれしいんだけどな。

 だって、「ワーテルロー」が「ウォータールー Waterloo」って普通は気づかないよね、聞かない限り。

どうでしょう?

 ところで、映画だけど、バチカン市国でプレミアが行われたって wiki に書いてあるのを見て、あー、なるほど、って思った、つまらなくはないんだけど、文部省推薦とかのお墨付きをもらった映画を学校で見せられているような、そんな感じだった。


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