プチ・シニアの明るいひきこもり生活

ニュースを引っ掻く・・・「去年の漢字は『虚』」

      2015/08/30

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 去年の漢字は「税」だった。もともとどうでもいいと思っているけど、余りにもつまらなくて驚いた。だったら、大勢の人が言っていたように「偽」の方がまだましだろう。

 私は「虚」だと思う。「虚像」の「虚」、見てくれの割に中身が無いっていう感じで。

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 いくつか目立ったニュースの中で一番私にとって興味深かったのは、「ゴースト・ライター」の件だった。もう名前も忘れたけど。

 ちなみに、小保方女史の件については、「EPS細胞はありまーす」は、世紀の大発見を極めて幼児的なアクセントで宣言するっていうギャップが一番面白かった。
あと、号泣代議士については、デビット・リンチ的フリークな印象の方が強くてあまり笑えなかった。

 で、「ゴースト・ライター」の件に戻ると、あれで怒った人はもちろんいると思うけど、私は笑いました。騙した本人たちじゃなくて、騙されたと怒っている人たち。申し訳ないけれど。

 世の中には、文化人づらしたがる人がいる。別にしてもらって構わないんだけど、そういう人たちは、大抵の場合文化的ではない人たちを侮蔑的に見るという特徴を兼ね備えていてちょっと困る。

「あら、わからないの?この良さが。」

 ただ、たいていはどっかのお墨付きを拠り所にしているケースが殆んどだったりする。

 だから、怒った人たちはそういう「お墨付き」や「レッテル」に騙されたことに怒っているわけど。だって、このニュースが出る前と出た後では、曲自体には何の変化もないわけだから。

 これは、「世界遺産」の件とも似ている。もの自体は変わららないのに「世界遺産」に登録されると来訪者が急に増えたりする。いや、同じものそこにあったんですよ、今までも、ずっと。つまり、実際は「富士山」や「富岡製糸場」に行くというよりは、「世界遺産」ていうレッテルを見に行ってるんじゃないだろうか、って思ったりする。

 で、話は飛ぶけれど、「有識者会議」とか「有識者懇談会」とかがよくニュースに出てくる。なんとなく、「知識」を「有してる」るんだから、ちゃんと話し合ってくれるだろうとか、なんとなく思ってしまう。誰もあまり突っ込まないので、あえて言うと、確かに知識はあるのかもしれない、でも、知識以外にも必要なものもあるんじゃないかな、倫理観とか、正義感とか。私などは、経験的に、これってほんとは「有”肩書”者会議」じゃないかってつい疑ってしまうのだ。
 「有識者会議のお墨付きを貰ったから」なんて、ひょいひょいと事案が進められていくのを見たりすると、ちょっと不安になる。その「有識者会議」の妥当性はどこで担保されるのよ?って。

「有識者会議」に選ばれてる人たちだってさ、あの盲目を売りにしていた作曲家みたいな肩書だけの人だっているかもよ・・・。
まぁ、そういう意味で去年のいくつかの事件が教訓になればいいなぁと思ったんだけど、みんなすぐ忘れちゃうんだよな。ま、自分もそうだけど。

「ニュースを引っ掻く!」とは、よく新聞や雑誌にある「ニュースを斬る!」のように鮮やかな切り口で事象を解説する記事(失敗してるのもよく見かけるけど)、いやぁ、そんな、大げさなんじゃなくて、まぁ、ちょっとね、こう思ったんですよ、的な、かすかに引っかき傷をつけるような感じで、語ってみた的な、そんな記事である、っていう感じで。


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