プチ・シニアの明るいひきこもり生活

ピアノは楽し

      2016/08/11

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 仕事をやめてからピアノを始めた。家にバイエル本があったので、バイエルから始めようかと思ったけれど、ピアノが上手な(ギターはもっとうまい)知り合いが、「バイエルはつまんないから、ブルグミュラーあたりから始めなよ」ってアドバイスを貰った(後で、考えるとこれはかなり乱暴なアドバイスだとちっと思うけど)。勉強でもなんでもつまんないものは、長続きしない、というのは身にしみてわかっているので、素直にアドバイスに従うことにした。幸い、ボロボロのブルグミュラーの本も家にあった。

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 始めは、「こんなの弾けねぇー」って思うのが、練習していると不思議と弾けるようになるので、面白くてしょうがなかった。なんでもそうだけど、ビギナーって上達のスピードはわりと早いから最初は楽しい。上達しているが分かるっていうのは楽しい。これはバイエルでもそうだったんじゃないかな・・・。

 ただ、一応音を抑えて弾けるっていうレベルで、音の強弱とかリズムとかは全然つけられなかった。一応ギターを弾いているので、その辺は客観的に分かってしまうので、すぐに「このままではダメだな』って思い、ハノンの本を買った。併用したほうがいいと思ったのだ。

「ハノンの方がバイエルよりもっと退屈なんじゃないの?」ていう込み上げてくる疑問は、すぐに消えてしまった。ハノン、ただの運指練習なのに退屈じゃない。不思議だけど、ハノンはつまらなくなかった。

 それから一年半位たつのだが、まだブルグミュラーは半分くらいしか弾けない。しかも、通して完璧に弾ける曲は殆どない。楽しいと書いておきながらなんだけど、やはり停滞してあまり練習しない日もあった。

 そんな時には、どっかで読んだこんな会話を思い出した。正確に覚えてはいないので、ピアノに置き換えて引用すると

「1年練習しても弾けるようにならなかったら嫌だな」
「確かに。でも、弾けるようになってもならなくても、同じように一年は過ぎるんだよ」

 以前は、こういう物言いはあまり好きじゃなかったんだけど、確かに今少しは弾けるようになっている。「弾けるようになりたいなぁ」っていう願望だけに閉じこもっているよりは良かったのかもしれない。

 年取ってから、何かを学ぶのってすごく面白いと思う。一番の理由は「自由」なことかな。テストもないし、目の前に「にんじん」をぶら下げられているわけでもない。何かに急かされているわけでもない。私の場合、そもそも人前で弾こうなんて思っていないから、誰かと競う必要もない。全て自分任せだ。

 そんな訳で、YouTubeで小学生が弾いている映像を模範にしながら、自分の才能の無さを笑いながら、今日も楽しく練習に励んでいるのである。

 それから、ギタリストがピアノをやると、コードの理解がすごく楽になるので、そういう意味でギタリストはちょっとくらい触ってみるといいと思う。



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 - プチ・シニアの明るいひきこもり生活日記, ヘボなミュージシャンの学習帳

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