プチ・シニアの明るいひきこもり生活

パンク・ロック・ノスタルジー

      2015/08/25

SPONSORED LINK

 beer-9067_640

 ビートルズが大好きだけれど、ちゃんと聞くようになった頃にはもう解散していた。ジム・モリソンも、ジミヘンも死んでいた。

 ストーンズもツェッペリンも、大好きだけれど、好きになったころには、もう大御所だったので、どうしても後追い感が拭えない。

 だから、リアルタイムに経験したロックといえば、パンクロックということになる。

SPONSORED LINK



 まず、ピストルズ。まず、情報が圧倒的に流れてきて、満を持してアルバムが届いた。衝撃的だった。今聞くと、すごく整然とした正統的ロックなんだけど、当時は、それまで破壊的カタルシスをもたらす唯一の音楽だったハードロックを蹴散らしてる感じに狂喜した。

 ヴィジュアルも、格好良すぎた。立てた髪、安全ピン、ボロボロの革ジャン。案の定、世間はいかがわしいものを見るように白い目を向けたわけだが、ロックがある程度受け入れられてきていたその時代に、また世間に蹴りを入れるみたいで痛快だった。

 同時期に、多くのバンドのアルバムが押し寄せたけれど、ピストルズがあっという間に解散しちゃったせいか、日本的にはクラッシュやストラングラーズが特に人気があった。クラッシュはNHKホール、ストラングラーズは後楽園ホール、見に行きました。余談だけれど、クラッシュは、なんやかんや再評価されて、当時より今の方が人気があるような気がする。以前、イギリス人の若者にライブ見たって言ったら羨ましがられたから。

 パンクは、ロック界における、革命、内からのアンチテーゼ、(失敗した)クーデタだった。肥大した音楽産業界に、ロックは本来そんなものじゃないだろうって。そして、あっという間に消え去った。

 ワイヤーというバンドがあった。楽器をやったことのない若者が集まって、ちょこちょこって練習してアルバムを出した、っていうバンドだった。。意外と高評価だった。個人的には、社会の不満をぶちまける(ロック自体への不満も含めて)、というパンクの典型的特徴よりも、自己表現へ向かう意欲の性急さが、パンクの真骨頂だったのではないだろうか、と思う。残念ながら、というか、当然かもしれないけれど、パンク・ムーブメントのあっという間の収束し、その後ニュー・ウェーブという形で残ったのは、音楽的にも戦略的にも、洗練されていたバンドだけだった。

あっという間に終わってしまったパンク。でも、個人的には衝撃的だったし、ロックがいくらかでも「生き方」とリンクしていた最後の時代だったとおもう。まさに「時代の徒花」だったんのかな、パンクは。




SPONSORED LINK

 - なつかしの音楽鑑賞 ,

Message

  関連記事