プチ・シニアの明るいひきこもり生活

「メンタリスト」で見た、禁煙のための暗示

      2016/05/05

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「メンタリスト The Mentalist」を見ていたら、主人公のパトリック・ジェーンがある女性が禁煙できるように暗示をかけるシーンがあった。

Every time you breathe a breath of that putrid smoke, remember this.
There’s a fat, rich tobacco executive thinking what a fool you are, every time you breathe that smoke, laughing at you, with his fat jowls wobbling with glee.

あの不快な煙を吸いたいと思ったら、こう思うんだよ。
太った、お金持ちのタバコ会社の重役たちが、あんたのことをバカにしてしてるって。あんたがあの煙を吸う度にバカにして笑っているって。それも、嬉しくてふとった下あごをタプタプ揺らしながらね。

 うむ、なるほど。確かにそういう想像をクリアーにすると吸うのが馬鹿らしくなってくる。もし、私が本気で禁煙しようと思った時には試してみようと思う。

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 念の為に言っておくと、この禁煙しようとしている女性はこのシーンの前に「意志が強いStrong- willed」と描写されているので、だれでも成功するわけじゃないと匂わせている。まぁ、フィクションなんで言い訳はいらないけど、個人的にはいい手かなと思う。

 でも、私は今のところ辞めない。なぜなら・・・、あ、その前に「メンタリスト」のことを書いておこう。

 「メンタリスト」を私はわりと好きでたぶんこれまで放送されたエピソードは全部見ているし、再放送もよく見ている(今回の禁煙についてもそう)。
 はっきり言って、「Psichic 霊能者」が事件を解決するというのはミステリーでは”禁じ手”だと思う。もちろん、ドラマの中では主人公が「サイキックなんていない」って否定してるけど、まぁ、それに近い「ありえないだろ」的なことがいっぱい出てくる。
 私はこのあたりの扱い方は上手だなと思う。「ずるーい」って思うことはあまりない。考えてみると、ミステリーでは事件の解決の糸口を「偶然性」に頼っているというケースはいっぱいあるので、まぁ、いいんじゃないかなと思う。
 
 それより、私が一番ひっかかるのは、「レッド・ジョン」という敵の存在だ。パトリック・ジェーンという人物のバック・グラウンドとして重要不可欠な存在なのはわかるんだけど、あまりにも巨大すぎる敵なのだ。国家組織の中枢にまで信奉者がいるんだよ?そんな連続殺人者はちょっとフィクションとはいえ受け入れがたい。ちょっとなぁ、と思ってしまう。

 とはいえ、基本的に1話完結ものとして考えるとすごくよく出来ていると思う。わりと登場人物のキャラも立っているので、まだ見たことない人はオススメかもしれない。あと、意外にロマンティックなシーンがある。まだ見たことない人はおすすめだと思う。




 さて、ここから、なぜ私がたばこを辞めないかに話を戻す。

 この想像上の重役たちに対する不快感喫煙をヒステリックに嫌悪する人たちへの不快感を天秤にかけると、私の場合、後者の方がずっと強いからだ。後者は実際に経験しているから。

 吸わなかった時期にあの匂いが不快だということは実感したから、嫌いな人がいるのはよく分かっているし、そんな不快感をなるべく人には与えたくない。だから、マナーは守っている。もちろん、禁煙場所では吸わないし、子供が近くにいたら吸わない。けれど、時にヒステリックで容赦無い反応をされることがある。

 こんなことがあった。

 以前、成田で飛行機に乗り込んだ時のことだ。何時間も吸えなくなるので、最後の1本を吸ってから、機内に乗り込んだ。座席に座ると隣に老夫婦がいた。座ってまもなくすると、老婦人の方がキャビン・アテンダント(以下CA)を呼んで、こう言った。

「席、変えてもらえます?隣がタバコ臭くって。」

 CAはやんわりと難しい旨を伝えた。すると、旦那(たぶん)の方が「すぐ匂いなんて消えるから大丈夫だよ。」

 すると、その ババア 老婦人は、

「ダメよ、もうこの人、匂いが染みこんじゃっているんだから。」

 私は、我慢した。CAを呼んで、

「すみません、隣の加齢臭がひどいんで席を変えてください」

 って頼むという誘惑にかられたけど、我慢した。

 いや、確かにタバコの臭いはしたかもしれない。ただ、違う言い方をされていれば、申し訳ないから自分から席を替えてもらえるようにCAに頼んでもよかった。でも、彼女の態度にむかっとした。

 例えば、隣の席にものすごく太ったひとが来たとする。たぶん、隣が太っていて嫌だから席を替えてくれと本人に聞こえるようにいう人はいないだろう。普通は我慢するだろう。

 つまり、何が言いたいかというと、その老婦人からすると喫煙者は「罪人」であって、何をしても許されると思っているのだ。私は、その老婦人の目の前でタバコを吸ったわけでもないし、彼女の隣をわざわざ選んで座ったわけでもない。ただ、数分前にタバコを吸ったという事実のせいで、彼女にとっては私が人間以下な存在で、どんな失礼なことしてもを許されると思っているのだ。

 書きながら、怒りがちょっとぶり返してきた。まだしばらくはタバコはやめられないかもしれない。



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