「シンプソンズ」で学ぶ人生のヒント 4
2015/08/31
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シンプソンズを見ていたら、リサのこんなセリフがあった。
Principal Skinner? I object to this arbitrary use of power and request I be taken off the list.
このエピソードでは、遠足で原子力潜水艦!( a nuclear-powered, attack-class submarine ちなみに、艦名はトム・クランシー!)に乗ることになったけれど、人数に制限があるので全員は連れていけない。だから、生徒の態度を観察し、悪いことをしたものはすぐにリストから消して( cross off )して、残ったいい子だけ( only the best-behaved students)を連れて行く、と校長が告げる。リサは、このやり方に反対の意を表明したわけだ。
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私はこのセリフを聞いて、友人の逸話を思い出した。
彼が中学生の時の話である。彼の中学校では「清掃週間」というのがあって、その期間どこのクラスが一番真面目に、綺麗になるまで清掃しているかを競わせて、順位を発表するような企画があったらしい。彼は、その「清掃週間」が始まる日の朝、彼は早く学校に行き、背中に「掃除は競わせてするものではありません」と書いた紙を貼って職員室の前の廊下を雑巾掛けしたらしい。
なかなかいい話だ。
いや、リサのセリフも彼の話も、他愛がないといえば、他愛はない話のなんだと思う。ただ、最近はジャーナリズムさえも反対の意を表明できなくなっているような気がするので、面白く感じるのかもしれない。あんなに「権力の恣意的な運用」が堂々と行われていているのにね。
ちなみに、彼とは長く付き合っているけれど、彼本人の口からこの話を聞いたことはない。その辺の奥ゆかしさ(?)も彼と長くつきあっている理由かもしれないけど。
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