プチ・シニアの明るいひきこもり生活

Syd Barrett っていいんじゃないって、初めて聞いてから40年経って思った・・・

   

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ミュージック・エア「シド・バレット・ストーリー」をやっていた。

シド・バレットと言えば、初期ピンク・フロイド Pink Floydのメンバーで、なんあ精神に異常をきたしてやめた、っていうのは知っていた。実は、あまりに彼がすごい、天才だという声をいっぱい聞いたので、私も昔何度かチャレンジしたんだけど、あんまりいいとは思えなかった。だから、ピンク・フロイドの初期のアルバム2枚は持っているけれど、ほとんど聞いたことがない。

ピンク・フロイドっていうと、私は「原子心母 Atom Heart Mother」が一番好きで、次は「狂気 The Fark Side of The Moon」「おせっかい Meddle 」かな。どっちかというと、NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」で見た「ライブ・イン・ポンペイ」のインパクトが私のピンク・フロイド好きの原点なので、シド・バレットにはそれほど興味がなかった。

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でも、ちょっと気になったので、その番組を見ることにした。

まず、いきなり “Octopus”がかかった。

いいじゃん。そう思った。それより、これって 初期の Beckにそっくりじゃない?イメージ的に。

もちろん、 Beck の方が今風だし、ポップでとっつきやすいのかもしれないけど。まぁ、私も、すごい好きなんだけど、 Beck 自体のことはよく知らないので、影響を受けてるとかそういうのはもう常識なのかもしれないけど。

他にも幾つかの曲がかかったけど、みんな良かったね。番組では、2枚目のアルバムは、ギルモアのせいでまとまり過ぎちゃってつまらなくなったって、1枚目を絶賛してた。
私は、ソロ・アルバムは持っていなかったので、聞いてみたいと思った。

若いころに早急に「つまらない」って結論出しちゃったものも、今聞くと(あるいは見ると)、すごいいいいものがいっぱいあったりするんだなと最近良く思う。すると、人生がもう残り少なくなってきたのがちょっと残念。

ところで、ピンク・フロイドって、2人のブルースマンの名前を合体してシド・バレットがつけたそうだ。あの、精神分析のフロイトから命名したって聞いたことがあったけど、大嘘じゃねーか! Floyd とFreud スペルも違うし。牧歌的な時代だったなぁ。まぁ、「狂気」とか、ちょっとそういうのを信じさせる部分があったなぁ、とも思う。



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 - なつかしの音楽鑑賞

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