「十戒」を見た
2016/01/31
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「十戒」を見た。
最近、「古い映画を見よう」という、マイ・シリーズを始めようと思って、いくつか録画している。とりあえず、手始めに「十戒」にした。どうでもいいことだけど、これって「じっかい」って読むんだね、「じゅっかい」だと思ってた。
当然、以前見たことあるはずだけど、なんか、記憶が「ベン・ハー」とゴッチャになってたみたいだ。
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最近、聖書に興味があったりするので、見なおしたわけだけど、単純に「旧約聖書」ってすごい面白いエピソード満載だなって、改めて思った。これは、ご存知のように「出エジプト記」が基になってる。
別に映画としては、どうのこうの言うつもりはないんだけど、これ、公開が1957年とかで、私が生まれる前なんだよね、当時映画館で見た人は驚いただろうね、スケールも特撮(!)も。
チャールトン・ヘストンって、「ボーリング・フォー・コロンバン」見てから、すごく印象悪くなっちゃったからなぁ、なかなかモーゼの役ってちょっと厳しいなぁ、もちろん、勝手な言いがかりだけれど。
役柄的には、ネフレテリっていう、モーゼを好きだけど、最終的にラメセス王の妃となる女性が面白かったな。
最初の頃、ラメネスにキスをして、
「あなたにキスしたのは、あなたが手に入れられないものがどんなに素晴らしいかを教えてあげるため」
っていうセリフを言って冷たくしたり(最終的には、手に入れられちゃうんだけど)、最後の方では、モーゼが去ることを許したラメセスを煽って、殺させようとしたり、まぁ、(小)悪魔的なんだけど、でもすべての行動がモーゼへの愛情から生まれたものなので、ある意味純粋な女性ともいえるかも・・・。
あとは、デーサンとかいうとんでもない悪者にアジられて、簡単にモーゼを裏切ろうとする人たち見ると、大衆っていうのはいつの時代も愚かなんだな、って、今だってこういうシーンをしょっちゅう目にするよね。これは、自分が愚かじゃないって意味じゃなくて、愚かだからこそブームには慎重に、みたいな姿勢は必要じゃないかしらん、っていう教訓を汲み取ったりするっていう話なんだけど。
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