真面目に見ました、The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』
2015/08/25
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ダライ・ラマ Dalai Lama とアウン・サン・スー・チー Aung San Suu Kyi って、正直言ってそんなに知らないのだけれど、すごい人達だなぁ、って常々思っていた、って書くといかに自分が薄っぺらい人間かってことを告白しているようなものだけど。
ダライ・ラマのTシャツが着れないのも、あまり良く知らないのにっていう気持ちが強いからだろうと思う。(ダライ・ラマのTシャツ参照)
番組表を見ていたら、” The Lady アウン・サン・スー・チー” という映画があった。なんと監督はリュック・ベンソン Luc Besson 。「レオン Leon」は確かに面白い映画だった。ただ、「ポン・ヌフの恋人 Les Amants du Pont-Neuf」のレオン・カラックス Leos Carax とか「ディーバ Diva」のジャン=ジャック・ベネックス Jean-Jacques Beineix と比べると、リュック・ベッソンの映画は、フランス的というよりハリウッド寄りだし、ハッとさせる「新しさ」は少ない気がする。
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今回は、どちらかと言うと「映画」見るというよりは、「偉人伝」を見るというスタンスで見た。そういう意味では、ただのドキュメンタリーフィルムよりはエンターテイメント寄りで見やすかったし、面白かった。
アウン・サン・スー・チー、すげぇ、やっぱ彼女のTシャツは着られないわ(持っていたとしても)。同時代に生きているのに、自分はなんてノホホンと生きていたことか、なんて高校生のように青臭い(からって悪いわけじゃない)感想が思わず口をでる。
以前、クアラルンプールのよく行く食堂で働いていた青年は、ミャンマーからの難民だった。明るく、一生懸命働いていた。
難民として日本にやって来た青年は「ディーモ」という名前だった。父親が、彼が大人になるころには、ミャンマーも民主主義( Democracy )の国になっていることを願ってつけたのだと言っていた。
ずっとノンポリだった私が言うのも変だけれど、日本人は民主主義を苦労して手に入れたというよりも「貰った」ようなものなので、どうも「ありがたみ」(文字通り、有難いことなのに)を感じてないんじゃないかな、いや、たぶん昔は感じていたので段々感じなくなっちゃったんじゃないかな。よく言われる「日本は民主主義が成熟していない」っていうのも、その辺に原因があるのかしらん・・。
なんて、珍しく堅いことを考えたりしたのでした。
あと、主演のミシェール・ヨー Michelle Yeoh もいいね。
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