プチ・シニアの明るいひきこもり生活

やっぱり電車が好き

      2015/08/25

SPONSORED LINK

station-347565_640
 私は基本的に電車が好きである。

 だから、外国に行っても電車にのる。観光はしないけど、電車にはのる。

SPONSORED LINK



 イギリスに行った時も、ロンドンからエジンバラまで電車だった。エアコンが壊れて、暑くて大変だった。LAからサンフランシスコまでも電車だった。これは退屈だった。パリからアムステルダムまでも電車に乗った。これも退屈だった。

 電車の中でも、寝台車が特に好きである。九州、北海道にも寝台車で行った。北海道は慰安旅行だったんだけど、他の同僚は飛行機で行くのを尻目に、自分は仲の良い同僚と寝台車で行った。贅沢に、個室をとり、ワインとキャビアを買って乗り込んだ。なんか、乗ってるだけでいいんだな。

 でも、なんやかんや言ってもでも、アジアで乗った電車が最高だった。特にインドとマレー鉄道。日本と違って、走行中にもドアは開くし、停車駅では動き出してから慌てて電車に乗り込む、なんてこともできる(?)。危険と言われればそれまでなんだけど。

 インドでは、デリーからバラナシ(ベナレス)まで寝台車に乗った。もうインドってそこにいるだけで面白くて仕方がないところなので、電車に乗っていても面白いのは当たり前である。ただ、駅に泊まる度に、偉いさんが部下を引き連れやってきて、「盗難に気をつけなさい」って注意をされるのには辟易した。もちろん、彼は親切で言っているのだろうけれど、寝ている時にカーテンまで開けて言わなくてもいいんじゃなないかな。

 一番面白かったのは、マレー鉄道かな。ペナンの近くのバタワースからバンコクまで22時間位かかった。

 タバコを吸うのにデッキに行くと、当然、何度も同じ人達と会うことになる。なんとなく仲良くなる。すると、1人が「よし、じゃぁ、ここでパーティしよう。」と言い出した。日本の電車でイメージするデッキよりは広い場所だったけど、それでも、まぁ、狭い。半信半疑の私の前に、つまみとビールやウイスキーが並べられ、なんとほんとにパーティが始まった。

 驚いたのは、電車の職員も制服のまま参加して来たことだ。1人の女性職員は、お客の膝の上に乗って飲みながら話してる。一体ここはどこなんだろう?

 飲み過ぎた私は千鳥足で席、というか、ベッドに戻り、すっと寝てしまった。事情を知らない連れは、タバコを吸いに行ったのになぜ酔っ払っているのか、怪訝そうな顔をした。

 朝になって、またタバコを吸いに言ったら、またもとの殺風景なデッキに戻っていた。パーティをしようと言った男がやって来た。
「昨夜はおもしろかったなぁ」

 私は頷いた。




SPONSORED LINK

 - 消えそうな旅の断片 ,

Message

  関連記事